ああなんか……
こうしてタイトルにしてみると、まるでこのブログが、20代前半の大学生や新社会人の若いお姉さんが書いてるような初々しさじゃないですか。
ごめんなさいね。
このブログを書いているのは、30代後半の子持ち主婦ですよ!
なんだBBAのブログかって思った方は、どうぞ閉じてくださいませ……。
さて、CAになりたいと思ったきっかけについて思い出してみます。
遡ること20年ほど前、高校生のとき。
それまでずっと薬剤師の母と同じ道へ進もうと、それが最善の道だと信じて、漠然と理系を志望していました。
しかし!
高1までは良かった数学や化学の成績が、高2になって周りが受験生モードで勉強し始めると、みるみる落ちていき……
挽回しようと頑張っても、数Ⅱや数B、化学Ⅱが難しくて難しくて。
私には、手の届かない世界なんだろうなと、高2の夏ごろ、薬学部を諦めました。
両親は「女性は、なにか国家資格を持っておくと強いよ」という考え。
私もそう思います。
だから薬学部には入れなかったけれど、巡り巡って、管理栄養士を目指す栄養学科のある大学に進学しました。
管理栄養士を取得して、本当に良かったと思います。
。
。
。
って!おかしいぞ。
CAになりたいって、いつ思ったのよ?
きっかけなんてどこにもなかったような?
そうですね。
きっかけというきっかけはなくて、強いて言えば、薬学部を諦めて、どうしようどこに進もうと迷っていたときに、英語が得意な親友が「CAを目指したい」と言うのを聞いて、
「CAいいな。かっこいいな。……私も!」
と思ったのがはじまりかな……。
しかも、そんな突拍子もない将来の夢を両親に話したら、若いときパイロットに憧れていた父から「いいねCA!」と推され。(現実には父は、医学部卒です)
母はあのとき何も言わなかったけれど、《いやいや絶対、国家資格を取るべき》と思っていたらしい。
父にも推され、ネットでCAについて調べるうちに、私のなかでかっこいい制服を来てキラキラと歩くCA像がみるみる膨んでいきました。
そんなかんじでしばらくの間‥‥半年くらいは、CAを目指すために外国語学部だとか国際学部だとかの進学先を考えていました。いわゆる“文転“ですね。
ーだけどまた、現実にぶつかるー
高2の夏に選択し直して始めた世界史が、とてもじゃないけど追いつかない。覚えられ
る量じゃない。
世界史と比べたら、ギブアップした化学の方がまだ出来るわ!ってかんじで……。
薬学部は難しい外国語学部も無理そうだ、あっちでもないこっちでもないと迷走し、外国語学部とかに進学できなければCAにはなれないよね……と当時大きな勘違いをしていた私は、将来何になりたいか、理系か文系か、もう訳がわからなくなり。
結局、大学受験は、国語・算数・英語の3科目で受験することに。
理系か文系かも最後まで決められなかったので、受ける大学も学部も手当たり次第ってかんじ。
早慶の経済学部
早慶の国際学部
マーチの社会学部
マーチの国際学部
東女の社会学部
A女子大の英文学部
A女子大の家政学部……
もう忘れちゃったけど、こんなかんじで統一感がまったくない志望校たち。たしか10校は受けたかな。
両親は、こんなお馬鹿な娘の大学受験に、安く見積もって30万も出してくれたようです……。ごめんなさい……。
行き当たりばったりのしょうもない受験をすることになった私の、当時の気持ちは、
数打ちゃ当たる!
何を目指したらいいかわからないから、当たったところに進もう!
と、謎にポジティブだったような。(ほんとにしょうもない!)
結果、当たったところは、
のふたつ。
どちらも女子大だけど、目指すところが全然違うので迷いました。
今思えば、東女の社会学部に進学すれば、CAを目指す流れに自然と再びなったかもしれませんが。(ちなみに繰り返すけど、高校生のときの私は、外国語学部とかじゃなければCAにはなれないと思いこんでいました。そんなことないのに!)
迷った結果、A女子大の家政学部(栄養学科)に進めば、母のように国家資格職を目指せることに惹かれて、こちらに進学を決めました。
CAの姿に後ろ髪を引かれてはいたけれど……
それでも、大学のパンフレットを眺めていたら、授業で白衣を着ながら実験をする栄養学科の学生さんたちの写真を見つけて、
「おお!白衣もかっこいいかも!」
って……
またも服装に釣られて、コロっと興味が移った記憶があります。
さて、紆余曲折あった大学進学の話でした。
家政学部の栄養学科に進学した私は、真面目に勉強し、ちゃんと管理栄養士になることができました。
ならなぜ今さらまた!
CAへの憧れが再燃してしまったのか……?!
長くなったので、今回はここまで。
次回に続きます。